
馬頭町Web限定版後半[233号]
馬頭八景
馬頭町広重美術館に収蔵されている歌川広重の肉筆画の名作「江都八景」にちなんで、馬頭町を代表する「馬頭八景」が選定されました。四季折々に美しい表情を見せてくれる馬頭町のふるさと自慢です。2回に渡って4ヶ所ずつ紹介する後編です。心やすらぐ、八景めぐりにぜひ遊びにいらしてください。
乾徳寺

中世にこの地方を支配した武茂氏の菩提寺で、山門は千鳥破風づくり四足門で、室町様式を留める町指定文化財。境内の白フジは、樹齢150年の古木で春に見事な花をつけ、秋は紅葉が美しい。山懐に抱かれた独特の雰囲気を有します。
鷲子山上神社

小砂焼は、江戸末期に水戸藩主徳川斉昭の殖産興業策として始められました。明治期には、工業補習学校(後に陶器学校)を設置し、技術者の育成や製法の改良に努めました。山村風景の中に溶け込んだ窯元や窯業史博物館は、今日までの古い伝統を感じさせます。
御前岩

大きく蛇行する那珂川は、古代から私たちの生活に恵みをもたらし、文化を育んできました。新那珂橋、若鮎大橋、大松橋、富谷橋からの眺望は、それぞれ四季折々の風趣をもちます。鷲子山十景の中に「河川帆景」とあり、かつては河岸を中心に水運が栄えました。
馬頭院

2000年秋にオープンした馬頭町広重美術館は、開館以来多くの来場者を迎えています。平屋造りの大屋根と建物が八溝杉ルーバーで包まれ周囲の景観に溶け込んだ美術館では、静神社、武茂城址を借景とし、新緑や紅葉をはじめ四季折々の風情が楽しめます。